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トランプの司法長官に対する怒りと嫌悪感を垣間見るとき

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ニューヨーク・タイムズによると5月17日、トランプ大統領はホワイトハウス執務室で会議をしていた最中にマクガーン補佐官が受けた電話でロシア疑惑調査の特別検察官にロバート・ミュラー元FBI長官が任命されることを知った。この会議にはセッションズ司法長官の他にペンス副大統領やホワイトハウスの弁護士ドン・マクガーン補佐官や他の大統領補佐官たちが同席していた。

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トランプの反応:トランプはマクガーンからこれを聞いた直後、直ぐにセッションズを「バカ」と呼び、彼を司法長官に任命したことは最大の間違いだったと言った。セッションズが自身も疑惑の渦中にいることから捜査から外れたことが副司法長官によるミュラー特別検察官の任命に繋がったとトランプは激しく怒り、セッションズを侮辱した。

セッションズは:激情しトランプ大統領に辞任の意思を伝え執務室を出て行った。セッションズはこの時のことを「数十年の公職人生の中で最も屈辱的な経験だった」と同僚に言った。その夜、司法省がミュラー特別検察官の任命を発表した直後、セッションズは辞表を書きホワイトハウスへ送った。

そして、その後:20年に渡り共和党の上院議員を務めていたセッションズが辞任することで政権側と共和党との間に対立を招き、政権内の混乱に繋がる可能性があるとペンス副大統領やバノン元首席戦略官、プリーバス元首席補佐官などからの説得を受け、この辞任を受け入れないことを決めた。

なぜ重要なのか:この出来事は一番最初にトランプ支持を明確にした上院議員であり支援者であったはずのセッションズ司法長官に対するトランプ大統領の強い怒りと嫌悪感が垣間見える出来事です。

フラッシュバック:トランプはその後、7月にもミュラー特別検察官解任への道を開くことの出来るセッションズ司法長官の解任を検討していたが結果的にこれはFBI長官の解任で生じている問題と混乱を拡大させるとして反対されて実現しなかった。