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テスラが初めての電動セミ・トラックを発表する

Tesla Motors

モデル3がこれまでのテスラ製品と同様に遅延が続いている中でイーロン・マスクはテスラ初となる電気セミ・トラック「テスラ・セミ」を披露し2019年内に発売すると発表した。1回の充電での航続距離は800キロ(高速の場合)で、わずか5秒で時速100キロに達し最大積載量を積んだケースでも20秒しかかからないとしておりこれは現行のどのディーゼルトラックよりもずっと早く、また同社製の大型トラックとの自動隊列を含む自動運転や自動ブレーキや車線維持なども導入されている。

マスクは具体的な運用コストには言及していないが多くのディーゼル車よりも低い費用で運用できることは間違いない。2019年、テスラがこのセミトラックを貨物トラック市場へと送り出すことが出来れば大きな脅威となる可能性がある。また、多くのドライバーの1回の輸送距離は400キロ未満であるとしてマスクは充電を行わずに往復が出来るように設計されており、且つ30分のチャージで80%(約640キロ分)まで充電できるという。

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より多くのこと:運転席は近未来的でより広く、成人の男性が車内で立ち上がれるほどで、セミトレーラーが急ブレーキなどを行なった場合にトラクターとトレーラーが折れ曲がるジャックナイフ現象へも対処している。また、電気自動車であるためエンジンやトランスミッションなどが存在しないことで従来のセミトラックと比べメンテナンスの手間が大幅に縮小されることとなる。

なぜ重要なのか:テスラ・セミは現行のどの輸送トラックよりもドライバーに焦点を当てておりより簡単かつ快適に運転を行うことが出来る。尚且つ多くのディーゼル車よりも低い運用コストという事実はテスラ・セミが経済的な観点からも十分な競争力を持つ車であることを示している。アメリカでトラックが車全体に占める割合は20%程度だが、排気ガス総量に占める割合は60%を超え電気自動車が普及する中でまだそのような変化が起きていない大きなチャンスのある市場でもある。

より深く知る:写真でみるテスラ初の電動セミ・トラック