ミュラー特別検察官に対する虚偽のセクハラ告発計画

Onebox News·

Alex Wong / Getty Images

ロシア疑惑を捜査するミュラー特別検察官とそのチームは、ミュラーの信用を失墜させる事を目的に複数の女性らに対して金銭を支払い虚偽のセクシャルハラスメントを告発させる計画がなされているという疑惑についてFBIに捜査を依頼した

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計画の発覚:依頼を受けた1名の匿名女性が複数のジャーナリストに対して計画の存在を伝えたことから明らかになり、ジャーナリストはこれを特別検察官側に伝えた。また、今月にはバーモント・ロースクールのジェニファー・タウブ教授がミュラー特別検察官のオフィスに同様の情報を提供していた

その道のり:

  • 女性らはこの計画をオルトライト系ウェブサイトのライターであるジェイコブ・ホールが偽名とマネージング・パートナーの肩書き(自称《20歳の金融家》とも)を使用して所属する僅か3週間前に設立されたばかりの会社で働いているという男性から持ちかけられた。連絡をしてきた人物は自身を陰謀論者として知られる共和党のロビイスト兼ラジオ司会者、ジャック・バークマンの部下と名乗り、イギリスのアクセントを持っていた。
  • その内1名は彼女のクレジットカードの債務の清算と更に2万ドルを支払う代わりに過去にミュラーからレイプ被害を受けた被害者を装うよう依頼された。女性によるとこの人物は彼女のクレジットカードの債務額を正確に把握していた。また、同時期にホールは自身のツイッターで「ミュラーのスキャンダルを持っている。」とのツイートを行なっている。
  • そして、時を同じくして強いトランプ支持を掲げていたホールの所属するオルトライト系メディア、ゲートウェイ・パンディットがミュラーからレイプ被害を受けたと告発する女性がいるとの報道を開始する。
  • 10月22日、バーモント・ロースクールのジェニファー・タウブ教授は前述の会社のメールアドレスで男性からメールが送られてきた。タウブはCNNにてミュラーに関する解説者として出演していた。彼女は男性から持ちかけられた話をミュラーのオフィスにメールで連絡した。
  • 一方、2名に対して話しが持ちかけられた頃、その上司として言及されていたバークマンは自身のフェイスブック・ページに《ミュラーの生涯に渡る女性へのハラスメントの歴史がある》と主張するビデオを公開した。ビデオにおいては主張のみでそれ以上の証拠などについては示されていない。
  • 保守的なラジオ司会者、ジャック・バークマンは多くの陰謀論を広めてきたことで知られている。彼は2016年に民主党全国委員会スタッフのセス・リッチが殺害された事件について今年7月に当時の政府が彼を殺害したと証明する告発者を持っており、暴露するとしたが、何もなかった。バークマンは今月20日にはミュラーがアルコール依存症である証拠を有しており、40年以上前に彼から嫌がらせを受けたと主張する女性7人を知っているとの主張を自身のフェイスブックに書き込んでいる。

偽りの告発:このゲートウェイ・パンデットで公開されたミュラーのセクシャルハラスメントを告発する文書には余りにお粗末な嘘、矛盾点が複数存在します。例えば文書では2010年8月2日にミュラーがニューヨークのセントレジスホテルで女性と合流し、19階のスイートルームへ連れて行ったと言及されているが、実際その日はミュラー自身は裁判の陪審員として出廷しており、そもそもセントレジスホテルの19階にスイートルームなどありません、そこにあるのはジムです。

なぜ重要か:これはロシア疑惑を捜査するミュラー特別検察官の捜査の信用性を攻撃する最新の試みです。

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