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WhatsApp創業者は1年で50億ドル以上の株式を売却

Jan Koum

世界最大のメッセンジャーアプリのWhatsApp(ワッツアップ)が2014年にフェイスブックに190億ドル(2兆円)で買収されたのは記憶に新しい。その共同創業者で現在もワッツアップのCEOや買収後はフェイスブックの取締役の一人にもなっているジャン・コウムが最近大量のフェイスブック株を売却していることがSECに提出された書類で明らかになった。

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コウムはフェイスブック株の4300万株を売りに出しており、現在の価値で50億ドル(約5464億円)相当と見られる。既にその大半は売却されており2016年4月以降、37億ドル分の株式が売却されていることが分かっている。

コウムは買収後フェイスブックの取締役会に年俸1ドル、ストックオプション20億ドル相当で合意してに加わっている。彼が所有するフェイスブックのAクラス株は2.6%だったが現在では半分以下の1.2%だ。彼がこの売却益をどのように使うからは分かっていない。最近、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOも自社株を大量に売却しているが、それは彼と妻プリシアが主宰する慈善団体の活動資金を確保するためだ。

ワンボックス・ニュースはワッツアップを通じて今回の売却について問い合わせたがコメントを拒否した。

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重要な点

  • 既に大半の株は現金化:コウムは2015年にも30億ドル分のフェイスブック株を売却している。フォーブスによるとコウムの資産は93億ドルと見られ、今回の50億ドル相当の売却でほぼ全ての株式を現金化したと見られる。彼のシェアは1年で2.6%から1.2%になっている。
  • 資金の用途は不明:マーク・ザッカーバーグは慈善活動の資金を得るために株式を売却しているが、コウムの今回の株式の売却後の資金の用途については不明だ。14年にはシリコンバレーコミュニティ財団に株式5億5500万ドル分を寄付している。