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ラスベガス銃乱射についていま分かっていること

Reuters

アメリカ史上最悪となったラスベガス銃乱射事件について我々は多くのことを知っているが最も重要なことは未だ知らず、そして見当すらつかない状態である。そこで今この悲惨な出来事について何が分かっていて、何が分かっていないのか整理してみましょう。

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分かっていること:

  • 少なくとも59人が死亡し、527人が負傷。
  • スティーブン・パドック(64)の単独によるもので共犯はいない。
  • パドックは大企業の元会計士で不動産投資で財をなし引退後はその収入でクルージングやカジノを楽しむ日々でカジノの上客であり別邸の他に複数の小型飛行機を所有するなど非常に裕福な暮らしをしており金銭的に困っていた様子は全くない。
  • 事件の1週間前に長年交際しているアジア系女性の口座に10万ドルを送金していた。この女性は送金時、事件時には家族に会いにフィリピンに滞在していた。
  • パドックは交際女性の名前でカジノホテルの2部屋付きスイートルームを借り、発泡の前にこの窓をハンマーのようなもので破壊した。
  • 400メートル離れたカントリーミュージックの音楽祭の最後の歌手の演奏時に割った窓から自動小銃で会場へ向け銃撃を開始した。
  • パドックは防弾チョッキを身につけ、銃撃開始から1時間後にSWATが部屋に近づいたときパドックはドア越しに隊員へ向け発泡した。
  • 警察がドアを破壊し室内に突入するとパドックは既に銃で頭を打ち抜き自殺していた。
  • 室内からは自動小銃を含む23の武器が発見、自宅からも19丁の銃の他に爆弾の製造に使われる薬品や爆薬、数千もの弾薬が見つかっている。
  • パドックが特定の思想に傾倒していた、あるいは国際テロ組織や過激派などに関わっていた形跡はない。
  • 大量の銃のうち大半は2016年後半以降に購入されたものだった。
  • 事件の数週間前にはハリケーン被害にあった母親を心配し弟に連絡を取り、歩行器をプレゼントしていた。
  • 犯罪歴は一切なく、弟によると銃に熱心な人物でもなかった。
  • 一方で彼の幼少期に父は銀行強盗などでFBIの最重要指名手配犯であるが、投獄後に母は子供たち4人を連れカリフォルニアへ引っ越した。投獄後、彼が父と会っていた交流があったかは不明。

何を知らないのか:彼の動機。

より深く:ラスベガス銃乱射の死亡者は史上最悪の50人越え