トランプ大統領の華麗なる暴言語録

オバマはアメリカ人じゃない、メキシコ人はレイプ常習犯だ…

Onebox News·
トランプ大統領の華麗なる暴言語録
Gage Skidmore

彼の自己愛に満ちた暴言癖は今に始まったことではない。むしろまとめた時にはどれを外すか悩むほどある。それでは新大統領に就任したドナルド・トランプ大統領の華麗なる暴言語録を紹介しよう。

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「メキシコ人はレイプ常習犯だ」

Newsweek

これはとてもよく知られているかもしれない。現在に至っても「万里の長城を築く」と言っている(フェンスではなくウォールだと。)がもし作るのなら250億ドル以上の支出を伴う。(バーンスタイン・リサーチによる)しかも、建設後7年以内に建設費を上回るメンテナンス費を払うことになる。彼はそのお金をメキシコに払わせると言っているが誰がこんなものにお金を払うだろうか。歴代1のお金持ち政権となったトランプとその指名された人々の資産でも少し足りないくらいだ。(彼はメキシコに払わせる方法として出稼ぎなどで来ているメキシコ人が故郷の家族に仕送りするお金を差し押さえると言っているが、現実的でないし、何より許されるはずがない。)

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「オバマはアメリカ人じゃない」

ABC News

彼は大統領選に出る前から、ことあればオバマ大統領の嘘を広めることに熱心だった。特にオバマ大統領がアメリカ生まれではなくアフリカ(ケニア)生まれであると強弁に主張していた。アメリカ生まれでないと大統領の資格はない、だから彼は「オバマには大統領になる資格がない、彼はアフリカ生まれだからだ。」と言っていたわけだ。結局、その後(当たり前だが)オバマ大統領がアメリカで出生したことが証明されるが、彼はその後も「これは陰謀だ」と訴えてきた。のちにトランプとのこの一連の出来事はオバマ大統領にジョークのネタにされた。彼はこのことを恥をかかされたと思っていた。トランプがこの発言を撤回したのはこの問題を持ち出した2011年からずっと後の2016年の9月だ。(とは言っても撤回すると同時にこれは自分ではなくヒラリーがやり始めたと言い始めるが。もちろん、ヒラリーが言っていたという証拠は現時点で皆無なのは言うまでもない。)

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「見てみろよ。誰があの顔に投票するんだ。」

US News

彼は非常に自己愛に満ちた人物で知られる。同時に他人の容姿を侮辱し自分の素晴らしさを延々と語ることでも知られている。共和党の予備選で争ったヒューレット・パッカードの元最高経営責任者カーリー・フィオリーナに対してこう言い放った。彼は著書の中で「女は美的に楽しめるオブジェ」と語るなど、何かにつけて攻撃を繰り返すが、トランプ曰く自身は素晴らしくエレガントで、魅力に満ちた人物だという。(自分で言う言葉ではない気もするが…)

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「イスラム教徒は入国禁止にすべきだ」

Salon

世界でテロが増える中、彼はイスラム教徒という括りでもって入国を禁止すべきだと言った。突飛で愚かであることは間違いないが、これは今に始まったことではない。2010年に911の跡地のグランドゼロ近くにイスラム教の文化センターが計画されていることを知ると、これを阻止しようとするために予定していた土地を買い取ろうとした。

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「彼は捕虜になったから英雄になれた。」

Lauren Victoria Burke

これは共和党の重鎮でベトナム戦争の英雄であるジョン・マケインに浴びせた言葉だ。彼は捕虜になったから英雄になれた人間より「私は捕虜にならなかった人の方が素晴らしいと思う。」と発言し大きな問題を引き起こした。ジョン・マケインは共和党内でも非常にリベラルな姿勢を持ち同じ共和党政権への厳しい批判をする人物として知られ、祖父、父ともに海軍大将という家庭で育った彼も海軍のパイロットとしてベトナム戦争に従軍した。67年に撃墜されるとそこから5年間に渡り激しい拷問を受け、現在でも肩より上に手が上がらないほどである。彼は捕虜期間中にプロパガンダの道具として釈放を提案されたが彼は自分よりか先に捕まった人々が釈放されなければ受け入れられない、と拒否。以降、長い拷問による捕虜生活を送る。

彼のこの姿勢は非常に多くの人々から英雄視される要因となった。ドナルド・トランプ大統領もベトナム戦争で徴兵を受けているが彼はかかとの骨が損傷したなど、5回も様々な理由をつけて徴兵を逃れている。彼は人生で一度も軍務経験を持っていない。

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彼は2017年1月20日(日本時間:21日)、バラク・オバマ大統領から大統領の椅子を譲り受け、アメリカ合衆国第45代大統領となった。トランプ大統領、彼はこれからどう変わって行くのだろうか。流石に今までのように誰彼構わず口撃を繰り返すようなことはやめなければいけない。(そして、これまでのように無知でいることも。)ツイッターに住む(次期)大統領を止めなければいけない。そうでなければ彼は歴史の汚点として名を刻むだろう。

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