WeWorkは驚異的に成長しているが損失も拡大している

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Bloomberg

WeWorkの最新の第2四半期決算は同社の売上高、会員数が大幅に拡大しビジネスが以前よりもずっと素早く成長していることを確かに示している。そして、一方で同社は成長を更に加速させるために今まで以上にずっと多くの費用を費やしており損失もまた大幅に拡大している。

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数字から見る:

  • 売上高:4億2200万ドルで前年比113%の増収、同社は6月の売上実績に基づいて成長が維持された場合、売上高は通期で18億ドルに達するとしている。前四半期時には3月の売上実績に基づき通期15億ドルを示していた。収益は前四半期から8000万ドル増収。
  • 純損失:上半期に7億2300万ドルと売上高とほぼ同額の純損失を計上した。前年は同期間に売上高3億620万ドルに対して1億5400万ドルの純損失を計上した。拡大の主な要因は販売、マーケティング、在庫拡大、償却資産などに関連する費用増加によるもの。
  • 会員数:26万8000人で前年比2倍以上。拠点数は今四半期に53ヶ所を追加し、現在23カ国、77都市、287拠点を有しており入居率も前年比6%、前四半期比2%改善の84%となった。会員成長率は前四半期比で4%向上の22%を記録している。
  • その他:会員あたり収益は6641ドルと前年から381ドル低下したが、これはメキシコなどの比較的安価な市場への拡大に伴うもので都市部では会員あたり収益は向上している。また、継続率の高い従業員1000人以上の大企業の比率は25%と前年比で8%向上した。

より多くの事:

  • 利益はまだ遠い:アーティ・ミンソンCFOはリコードのインタビューに対して損失の拡大が新しいオフィス(在庫)を増やすための大規模な支出によるものであり、利益を生み出すまでにはもっと多くの時間を要するだろうと述べた。
  • SBとの新契約:大株主であるソフトバンクから転換社債で10億ドルの追加出資を得た。手元現金は6月時点で19億ドルであったが、契約時点での22億ドルからは減少している。

確認すべき事:確かにWeWorkは2019年の株式公開に向かって走っている

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