Twitter、初の減収もアナリストの予想を上回る

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Forbes

ツイッターの第一四半期決算は初の前年同期比で減収に転じたもののアナリストらの当初の予想を上回る結果となった。また、バットニュース続きだったサービスについてもMAU(月間アクティブ・ユーザー)と3億2800万人で前年比+6%(960万人増)と久しぶりの好材料となった。

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ツイッターは共同創業者の一人であるジャック・ドーシーがCEOに復帰して以降、相次ぐ幹部の離脱やレイオフによるコストの削減、Vineなどのプロジェクトの縮小ディズニーやグーグルなどへの身売り交渉の失敗などあまり良いニュースを聞かない状況というのが続いた。

その買収の失敗の最大の要因となったツイッターに蔓延する差別や暴力を排除するためのアップデートを繰り返している。最近では長年使われてきたデフォルトの卵アイコンの廃止やタイムラインから特定の単語やユーザーをミュートする機能を実装したり通報などへのサポート体制の強化などでツイッターの負の文化への対策を進めていた。

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ただ、アナリストらのネガティブな予想を裏切ったとはいえ依然楽観視は出来ない。売上高は前年比で8%減少し初の減収に転じ、広告収入については2年連続での減少だ。データライセンスによる収入は1000万ドルほどの増加で11%も減少した広告売上高を穴埋めするには至っていない。

業績については下記を参考:

  • 売上高:5億4800万ドル(前年同期比8%減)
  • 純損失:6200万ドル(前期1億6700万ドル)
  • EPS:0.11ドル(前年同期0.15/予想0.01)
  • MAU:3億2800万人(前期比6%増)
  • 収入注目:広告収入は前年同期比で11%減少、力を入れているデータライセンス事業が1000万ドル増収したものの広告収入の減少はカバー出来ていない。ドーシーCEOは「(広告事業は)未だ向かい風」と評価。
  • 損失注目:株式報酬1億1700万ドルに達し、6160万ドルの損失を計上している。同社は2017年の通年で前年比20〜25%の株式報酬を削減したいと考えている。
  • これから:ツイッターの「悪質なスパムボット」は1600万人(5%未満)に昇ると言う。今後も悪質なボットに対処しツイッターの安全性の向上を目指す。

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