トランプはDACAを撤退させる

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Kevin Lamarque / Reuters / Newscom

トランプはジェフ・セッションズ司法長官を通じてオバマ大統領時代に成立した移民救済制度DACAを撤退させることを発表した。即日、新規の受付を停止し来年3月以降に正式に撤廃措置を行うとしている。ただ、大統領は議会に委ねるとし半年という猶予を設け共和党主導による殆ど同じの法案を通すことので出来る時間を設定した。

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なぜ重要なのか:既にハリケーン、税制改革、ヘルスケア改革など多くの課題を抱えている共和党が6ヶ月という爆弾を抱えた新たな問題を大統領から一方的に渡されたことはとても大きな意味を持つ。これは1月の就任以来、主要法案を一つも通せて居ない大統領と議会に成果を出させるための行動とも見えるからです。実際、共和党は既に今までのDACAと同様の法案を用意した。しかし、いくつもの問題を抱える中でさらなる問題を持ち込むことはその他の問題へのリソースが削減され、結果共倒れとなるリスクを含んでいます。

そしてこれから:既に10州の司法長官はこの廃止措置の撤回を求め提訴の構えを見せている。

もう一つの動き:共和党のリンジー・グラハムと民主党のディック・ダービンは共同でDACAとよく似たドリーム法を発表した。内容についてはオバマ前大統領が成立させたDACAと変わらない。唯一の違いはこれが大統領からによるものでなく、議会を通過して成立を目指すということだけでしょう。今回のトランプ大統領の決定に反対しているジョン・マケインなどの共和党議員などはこれに合流する可能性が高い。

タイムリミット:9月5日プログラムの新規申し込みは停止され、来年3月5日プログラムは期限を迎える。既存のDACA取得者は1ヶ月以内に1回限りの更新が可能で代替案がない場合、2019年8月に62万人が不法移民と認定され強制送還の対象となる。

トランプの主張:トランプはDACAがアメリカ人から雇用を奪っていると主張しているが、それを証明するデータを示していない。

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