東京都議選:都民ファーストが大勝し自民党は歴史的大敗へ

Onebox News·

AFP

小池東京都知事と自民党との対決が注目された東京都議選が終了した。結果としてそれは都民ファーストに歴史的な勝利をもたらし、長年東京で第1党であり続けた自民党は結党以来の歴史的大敗を喫すこととなった。最終的な結果は以下の通りです。

東京都議選結果:

  • 都民F:49議席(+6)
  • 自民党:23議席(ー34)
  • 公明党:23議席(+1)
  • 共産党:19議席(+2)
  • 民進党:5議席(ー2)
  • ネット:1議席(ー2)
  • 維 新:1議席(増減なし)
  • 無所属(都民F推薦):6議席(ー3)
  • 無所属:0議席(ー4)

重要な点:自民党にとっては1955年の結党以来、最大の敗北である。特に勢いを推し量ると言われる一人区では島部を除き全てで都民ファーストに議席を奪われた。以前は自民党が全てを持っていた。一点の弁解の余地もなくこれは史上最悪の敗北であり過去最低を記録した2009年の38席をも大きく下回る23議席がそれを確かに示している。そして、この勝利には都知事選で見られた自民党の支持者が自民党候補との対決姿勢を鮮明にした小池百合子候補に流れたの同様に自民党支持層は都民ファーストに流れ、東京の巨大な無党派層を取り込んだ。

事実:自民党は品川区、豊島区、台東区、目黒区、渋谷区などで初めて議席を失い、その多くを都民ファーストに奪われる結果となった。そして、相次ぐ自民党の(主に国政の)スキャンダルは結果として都民ファーストの歴史的勝利を大きくアシストする結果となった。都民ファーストは今回の選挙により第1党としての立場を確保した。

そして、これから:これは既存の地盤を持たないところから圧倒的な第1党に躍進したフランスのマクロン大統領と同じく(思想などに関しては全く異なるものの)、自身が目指す政策をより通しやすくすることとなり、少なくとも現時点で目の前に確たる対立候補は存在しない。また、都議会の色は多くの場合に国政に反映される。今後、この流れが国政にも影響を与える可能性は十分にありえる。

アップデート:自由民主党東京都支部連合会の会長を務めていた下村元文部科学大臣は選挙結果の責任を取るとして辞任を表明。

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