セラノス創業者が新たな会社の設立を目指し出資を募っている

Onebox News·

Glenn Fawcett

かつて血液検査ベンチャーとして90億ドルを超える評価額を得ていたセラノスの『夢の技術』が本当にただの夢であったことが明らかになりシリコンバレー史上最大の詐欺事件へと発展したいま、同社の創業者で最新の刑事訴追の後にCEOを辞任したエリザベス・ホームズは新たなスタートアップの設立に向けてかつて自分自身が欺いたシリコンバレーの投資家らに出資を求めていることが明らかになった

セラノスに夢の技術が存在しないという重大な事実を突き止めこれを最初にスクープしたウォール・ストリート・ジャーナルの記者ジョン・カレイロウによると最近からホームズはセラノスとは全く異なる新しいスタートアップを立ち上げるためにシリコンバレーを周り投資家らに対して出資を求めている。セラノスを解雇された従業員によるとホームズはカレイロウが自身を陥れようとしていると信じており、彼女は自分自身を15世紀に異端審問にかけられ迫害されたジャンヌ・ダルクのようだと形容している。

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なぜ重要なのか:彼女が意図してありもしない技術をでっち上げ多くの投資家と利用者を欺いたことは紛れもない事実です。しかし、一方で彼女がこれまで2003年の創業以来、WSJが秘密のベールを暴くまで12年以上に渡りウォルトン家(ウォルマート創業家)やメディア王のルパート・マードックにカルロス・スリム・ヘルといった大富豪らを欺き7億ドル近くもの資金を集めたことも紛れもない事実です。彼女は一度たりとも投資家やキッシンジャーやジョージ・シュルツ、ウィリアム・ペリー、ジェームス・マティスといった取締役にもその技術を一切明らかにしたことはない。彼女には少なくとも目の前にないもので人々を欺くだけの何かがあるということです。実際、セラノスの初期投資家ティム・ドレイパーは今もセラノスを告発したカレイロウの記事が間違っているのだと強く信じている。彼はこの投資で少なくない投資金を失ったにも関わらずです。

セラノスの偽り:同社には1000を超える検査を行える夢の技術は存在せず、実際には市販の機器を使って僅か1種類しか行えない代物だった。また同社は2014年に1億ドルの収益をあげると謳って投資家から出資を引き出したが実際の数字は1/100の僅か100万ドルだった。別のケースでは彼女のセラノスがアメリカ国防省と契約しこの技術が戦場でも使われていると述べていたが実際には契約など存在しなかった。そして、ホームズが投資家へ出資を求めデモストレーションを行なった際の不正に気付き彼女に問い詰めたヘンリー・モズレー最高財務責任者はその場で解雇された。

より詳細に知る:エリザベス・ホームズはどういうわけか新たな会社を始めようとしている(英語)

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