次期CIA長官、「職員を守る」トランプ次期大統領との対立も辞さず

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ABC News

政権をまとめ上げる力が次期大統領にあるかは大きな疑問があるが、少なくとも彼が批判した次期CIA長官は場合によってはトランプ次期大統領との対立も辞さない姿勢だ。12日に行われた米上院情報特別委員会による指名承認公聴会に出席したトランプ政権下でのCIA(中央情報局)長官に指名された共和党のマイク・ポンペオ下院議員は、情報機関がまとめたロシアがサイバー攻撃で大統領選に介入したという一連の報告書の分析結果に「一切の疑問をはさむ余地はない。」と述べ、次期大統領とは完全に異なる姿勢を示した。

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また、更にCIA長官への就任後はこのサイバー攻撃により大統領選に干渉をしたロシアの「攻撃行為」に対してより厳しい態度で臨むという方針を示した。ポンペオは共和党主流派(穏健派)とは反目を続けた人物でコーク兄弟などが大きく関わっていた事で知られるティーパーティー 派でもある。共和党予備選中はドナルド・トランプを支持していなかった。陸軍出身である同氏はロシア強硬派として知られロシアによるクリミア併合の際は最近、情報長官に指名されたコーツ前上院議員らと同じく非難。また、過激派組織IS(自称:イスラム国)の掃討に向けた戦いでもロシアを「何もしていない」と非難していた。

そして、ロシアとの関係などを含め調査するFBIやCIAを始めとする情報機関を批判し「整理、縮小する」と脅していた次期大統領については必要があればトランプ次期大統領に従わず、対立も辞さないとし職員を守ると表明。

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トランプの主張する苛酷な尋問の復活には「大統領の命令であろうとも応じない」と断言

トランプ次期大統領が前ブッシュ政権でテロ容疑者に対して行われた水責めなどの苛酷な尋問(オバマ政権下で禁止された)を復活させるべきだという主張については、「絶対にありえない」とし、もしトランプ次期大統領に厳しい尋問手法を再び使用するよう命じられた場合は、命令に応じないという姿勢を示した。

現在、トランプ政権によって指名された人物らの中ではすでに大統領と異なる姿勢を示すものが出ており、足並みは大きく乱れている。次期大統領のドナルド・トランプに彼らをまとめあげ国家運営をしていく事が出来るのか、やはり現時点では最近行われた初の記者会見を含めて疑問を感じざるを得ない。

彼がいつまでも選挙気分でいられるほど時間はない。彼には次期大統領という座を獲得した者としてやるべきことがあまりにもたくさんある。毎日、Twitterで自己愛を満たすのもそろそろ止めなければいけないのだ。大統領にはやるべきことがたくさんあるのだから。

ミスター・トランプよ、紛れもなく選挙はもう終わっている。

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