武田のシャイアー買収が限りなく現実に近づいている

Onebox News·

Reuters

武田薬品が希少疾患に関する医薬品を手掛けるシャイアーの買収交渉に関して暫定的な合意に達しているとロイター通信が伝えた。過去3回買収を拒否されている武田はシャイアーに対して新株発行と現金を組み合わせ1株あたり49ポンド、総額460億ポンド(約7兆円)で全株式を取得する5回目の買収修正案を提出した。

シャイアー側はこの提案が十分なものであり自社の株主に対して修正案を推奨するという意向を表明。イギリスの規則に基づき明日午後1時までに正式に買収の意向を示す必要があるが資産査定などで更なる時間を要することから日本時間5月9日午後1時まで期限を延長するよう武田はシャイアー側に求め同社はこれに合意し延長を発表した。

もし今回の買収が成立した場合、日本企業による海外企業のM&Aとしてはソフトバンクの英アーム買収を超える最大規模のものとなる。

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なぜ重要なのか:これは武田が日本の製薬企業として初めて世界売上高トップ10に入る可能性が近づいていることを意味する。

懸念があります:ただ、株価は買収への合意が近づいているとの見方から下落しており、今後の株価の下がり具合いによっては逆に武田が買収される可能性があるとブルームバーグは伝えている。両社の売上規模は同程度で利益率ではシャイアーの方が高く、時価総額でもシャイアーが武田の3.58兆円を上回っている。これは小が大を飲み込もうとする非常に挑戦的な試みです。

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