トランプ・ジュニアは選挙期間にロシア側と接触していた

彼の存在はロシア疑惑をより興味深いものにすることでしょう

Onebox News·
トランプ・ジュニアは選挙期間にロシア側と接触していた
NYT

トランプ大統領の長男で父の大統領就任後はトランプ・オーガナイゼーションの受託者となったドナルド・トランプ・ジュニアがニューヨーク・タイムズの報じた2016年の大統領選で父ドナルド・トランプが共和党の予備選で勝利を確実とした2週間後の6月9日にトランプタワーでロシア政府と関係を持つロシア人弁護士と接触(会合)したことCNNのインタビューで認めた。

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会合の相手:ロシア人弁護士のナタリア・ベセルニツカヤはアメリカが科したロシアへの制裁の撤回などを目指す団体を設立した人物でロシア政府に近い企業や個人らを顧客に持っており、政府とも関係を持っているとされる。トランプ・ジュニアによると2013年のミスユニバースで知り合った。

メール内容:

  • 「ロシア政府のトップ検事が公文書に加えてヒラリー・クリントンが不利になる重大な情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。君のお父さんにとって非常に役に立つだろう。」
  • 「これが政府高官レベルの機密情報であることは明確であり、ロシアの一部とロシア政府からドナルド・トランプに対する支持の表れといえる。」(両方とも広報担当ロブ・ゴールドストーンからトランプ・ジュニアへのメール)

主張:トランプ・ジュニア「彼女はヒラリー・クリントンにとって不利益な情報を持っており、それを私に提供すると約束した。」

なぜ会ったのか:トランプ・ジュニア「私は(大統領選での)父の勝利を助けたかった。」「対立候補の調査が目的だった。」

状況:トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナーと当時の選対本部議長ポール・マナフォートが同席。両者はトランプ・ジュニアから会合の目的を知らされていなかったと見られる。

結果:トランプ・ジュニア「彼女の発言は曖昧で意味不明だった。詳細や発言を裏付ける情報の提供はなく、価値のある情報を持っていないことがすぐに分かった。短時間の顔合わせに過ぎず、主にロシアの子どもたちをアメリカ人が引き取る養子縁組制度の再開や制裁の解除ついて議論した。選挙に関する話は一切していない。要するに最初からこれが本題で大統領選に役に立つ情報はただの会談の口実だったのだと理解した。」(CNNのインタビューより)

事実:トランプ・ジュニアは自ら公開したメールの通り明らかにロシア政府からトランプへの支持があったと知った、あるいは認識した上でクリントンの不利な情報を求めてロシア政府と関係のあるロシア人弁護士と接触した。今回のメールの公開は皮肉にもその問題を確かなものにした。

疑問:本当に彼女はそのようなことだけを議論するために会談を行なったのだろうか。それもまだ当選すら決まっていない選挙期間中に。それは大きな疑問です。また、今年の3月にトランプ・ジュニアは選挙について話すためにロシア人と会ったことは一度もないと言っていた。

確認:トランプ・ジュニアが今回の件で反逆罪に問われることはおそらくないでしょう。ただ、これは父ドナルド・トランプの選挙チームとロシア政府との間に生じている疑いをより一層興味深いものにするものです。

不確定な事実:現時点ではこれがトランプの選挙陣営幹部とロシア側との最も古い、最初の接触だったと考えられる。

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