Snapchat、ニューヨーク証券取引所でIPOへ

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Bloomberg via Getty Images

Facebookのマーク・ザッカーバーグから30億ドル(約3410億円)の買収オファーを蹴った2013年のあの日から早4年近くが経つがあの判断は決して間違いではなかった。SnapchatやSpectaclesを展開するスナップ社(旧スナップチャット)はIPO(株式公開)先をナスダックではなく、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に選んだことを発表した。

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現在、IPO(株式公開)に向けて急速に準備を進めているスナップ社はマーク・ザッカーバーグから2013年に受けた30億ドル(約3410億円)のオファーを蹴った時には殆どの人々が想像しなかったであろう成長を遂げた。現在の時価総額は実に250億ドル(約2兆8422億円)にも及び、これまでにLightspeed Ventures、Kleiner Perkins Caufield&Byers、Sequoia Capital、SV Angel、Benchmark、Yahooなどから総額26億ドル(約2955億円)以上を調達している。

最近ではオバマ政権のオバマ政権前国連外務次官リック・ステンゲルを上級顧問として起用したり(ステンゲルは雑誌タイムの元編集長でもある)、これまでもアドバイザーとして支えてきたソニー・エンターテインメントのマイケル・リントンが同社を退社しスナップの会長に就任するなど準備を進めていた。ただ、同社はこれまで非公開でのIPO申請書類をしていたため詳細は明らかになっていなかったが、最近、スナップ社がIPOで売り出す株式は全て「無議決権株式」である事を報じ、大きな議論を引き起こしていた。(つまり議決権を新しい株主に渡すつもりはないということだ。)

そして、アップルやグーグル、フェイスブックを始め多くのテクノロジー界のスターらがいるナスダックではなくNYSEを選んだことは激化する新規IPO獲得競争でのNYSEの大きな勝利となるだろう。最近ではTwitterもナスダックではなくNYSEでのIPOを選んでいる。スナップ社は今週中にもアメリカ証券取引委員会(SEC)に提出したIPOの申請内容を公表するとみられ(その書類で上場計画の詳細が明らかになるだろう)、早ければ今年の3月にもIPOへ踏み切るとみられる。

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