スナップチャット、過去に22億円以上を創業者に貸していた

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Asa Mathat for Re/Code

スナップチャットは5年という歳月を掛け多くの若者(と投資家)を魅了し時価総額250億ドルにもなる巨大スタートアップへと成長した。その成長に最も貢献したのは間違いなく共同創業者であり設立時からCEOであり続けたエヴァン・シュピーゲルに他ならない。

そんな26歳の若きCEOは昨年、スナップチャットから1億5600万円以上の報酬を得ている(参考:「スナップチャットCEO、昨年報酬は1億5600万円超」)が、それとは別に同社はシュピーゲルに2回に渡り合計17億円余りを貸し出していた事がIPOに向けた文書から明らかになった。

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最初は2014年にスナップチャットはエヴァン・シュピーゲルに対して500万ドル(約5億6637万円)を貸し出し、もう一人の創業者ボビー・マーフィーにも同額を貸し出している。

そして、2回目が2016年2月だ。同社の価値が既に数兆円を超えたこの時期にスナップチャットはCEOのエヴァン・シュピーゲルに新たに1000万ドル(約11億3275億円)を貸し出している。この時にはもう一人の創業者ボビー・マーフィーに新たな貸し出しは行われていない。

その僅か1ヶ月後、同社は160億ドル(約1兆8124億円)の評価額で1億7500万ドル(約198億2328万円)余りを調達する。(現在は200億ドル〜250億ドル)

同社がこの2回に渡る創業者2人で合計2000万ドル(約22億6551万円)の借入を回収したのは、最後の貸し出しから僅か7ヶ月後の事だった。

スナップチャットはCEOのエヴァン・シュピーゲルから1株30ドル72セント、810万ドル(約9億1753万円)分の株式を購入。2016年9月にこれまで借りた17億円を全額返済している。同じく共同創業者のボビー・マーフィーも同額の810万ドル(約9億1753万円)を売却し500万ドル(約5億6637万円)を返済した。

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使い道は新居の購入?

AP

エヴァン・シュピーゲルと婚約者のミランダ・カー

主な使い道については分かっていないが時期からするとエヴァン・シュピーゲルが交際していたファッションモデルのミランダ・カー(俳優オーランド・ブルームの元妻)と住むために昨年の5月にマリブに購入した1200万ドル(約13億5931万円)の豪邸の支払いに当てられたとみられる。この豪邸は以前、「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」などで知られる俳優のハリソン・フォードが所有していた。二人はその後、2016年7月に婚約している。

だが、この時の売却が与える影響は軽微だ。二人は依然として同社の株式の40%以上を保有し議決権ベースでは89%と圧倒的な支配力を保持している。

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