Snapchat、IPOの株は全て「無議決権株式」

2人の創業者は新たな株主に1つたりとも議決権は渡さない

Onebox News·
Snapchat、IPOの株は全て「無議決権株式」
Dallas Morning News

今年、最大のIPOとなる可能性が高い消えるメッセンジャー(とは言ってもデータベースには残っているらしいが)のSnapchat(現Snap)だが同社はIPO後も既存株主、特に合計で45%の株式を保有し70%以上の議決権を保有しているとされる共同創業者のエヴァン・シュペーゲルとボビー・マーフィーが株式公開後も経営権を維持するために、同社が公開市場で売買する全ての株式は「一切の議決権を持たない」ということが明らかになった。(もし二人の創業者の所有率が30%を下回ると全ての株式は普通株に転換され、どちらかの創業者が死んだ場合にはその株式は譲渡不能となるという。)

つまりこれはIPO(株式公開)によって同社のパワーバランスはほんの1%ですら変わらないことを意味する。

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これはかつてで言えばIPO(株式公開)をしたGoogleが種類株式の先駆けで株式公開後も経営権を創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンで保持しようとした動きと似ている。だが、Googleは種類株によって株式公開以前の既存の投資家の1株あたりの議決権数を一般に売り出す株式よりか高くするなどのやり方で議決権の決定権を維持してきたが、公開市場での新規の投資家に一切の議決権を渡さないというSnapchatのやり方は非常に極端だ。(Facebookも現在この種類株式でマーク・ザッカーバーグが同社を支配しているが、更にその支配を確固たるものにするために同じく無議決権株式を発行すると発言している。)


実際、Snapchatの凡ゆる決定事項の最終決定はCEOであるエヴァン・シュピゲールが握っており、Snapchatの全ての計画を知るのは彼1人しかいないという。Snapchatは現在250億ドル(約2兆8636億円)以上の価値を持つとされ、これまでに8回の資金調達で26億5000万ドル(約3011億円)を集めていて、現在株式公開に向けての準備を急いでおり、早ければ3月にも株式公開を行う可能性がある。

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