スナップチャット、株価が初めて20ドルを下回る

Onebox News·

Reuters

スナップチャット(正式にはスナップ社、便宜上旧社名を用いる。)の株価下落が止まらない。あの34億ドルを調達した3月2日のIPO(株式公開)から3月7日までの急落、一時回復したものの3月8日から今日まで株価は下落し続け、今日の午後2時10分にスナップチャットの株価は19.93ドルを記録し初めて20ドルを下回った。

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木曜日(日本時間の今日)に20.65ドルでスタートしたスナップチャット株はIPOから2週間あまりの状況と大して変わらず下落を続けた。ただ現時点では今後も株価の下落は続くかもしれないし、あるいは若干の反発をする可能性も否めない。しかし、そもそもIPOでは投資家らの熱狂により大幅に押し上げられる形となったのであって、その陶酔から目を覚まし本来の価値(IPO価格は17ドル)に落ち着き始めているという見方もできる。(下落を続ける現在でも同社の時価総額は238億ドルを超えている。)

ただ、スナップチャットに投資をすることは現時点では中々の賭けであることは間違いないだろう。スナップチャットは収益は拡大しているが利益率は低く、この会社の価値の大部分を占めるスナップチャットの成長率もここ最近は大幅に落ち込んでいる。(思った以上に広い年齢層には浸透していない状況だ。)強豪であるフェイスブックはインスタグラムを通じて同社を脅かし(参考「インスタグラム、今度はステッカー導入でスナップチャットを追撃」)、それが目に見える成果を挙げているいまグループ企業のワッツアップや自社のフェイスブック・メッセンジャーなどにも同様の機能を導入し大きな脅威となっている。

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何よりアメリカ史上初の無議決権株式で投資家らを会社の影響力の外に置いたことは少なくとも現時点では評価されていないというのが現状だ。ビジネスインサイダーによるとウォールストリートのアナリスト8人の内、6人がスナップチャット株を「売り」と評価し、残る2人も「保有」とするのみで「買い」だと判断するアナリストはいなかった。

現在も株価は下落を続けている。

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