Snapchatの株価は初めてIPO価格を下回る

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スナップチャットを保有するスナップ社は終わりの見えない長く苦しい道を歩んでいる。IPO時に300億ドルを超えた時価総額も気付けば198億ドルにまで低迷し、株価もIPO価格の17ドルを割り込み、今日の11時末時点で16.99ドルとなった。同社がIPO価格を下回ったのは初めてだ。

3月の巨大IPOを成功させて以降、株価は低迷を続けており3月3日に記録した27.09ドルからは37%以上下落している。主な要因としてはスナップチャットがそのコア機能を徹底的にコピーするインスタグラムなどのフェイスブック連合との争いで成長に大きな打撃を受けていることにある。多くの部分で投資家らはスナップチャットの勝利に確信を持てておらず、結果として多くのウォール・ストリートの投資家は買いの評価を与えていない。

そして、初めての決算発表でコアサービスとビジネスが多くの部分で期待を下回る結果だったことも大きな要因となった。同社は広告コンテンツの拡大や新たな機能のアップデートを繰り返しているが少なくとも現時点で多くの投資家らはそれを評価していない。

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警告:同社の社員と株式公開以前の投資家は7月末に150日間のロックアップ期間が解ける。彼らにとって低迷し続ける株価は魅力的な状況ではなく今後も低迷が続くのあれば社員は早い段階で株式を売り払い、会社を離れる可能性すらもある。そして、多くのスタートアップと同様にストックオプションをインセンティブとして与えることを採用の重要なカードとしている同社にとっては長期的には採用活動に悪影響を与える可能性がある。

重要な理由:株式公開以降に同社の株を購入した全ての株主が損失を抱えている。何より同社がIPOを行い株が急騰した3月1日に最終24ドルで購入した投資家にとっては堪え難い大きな打撃である。そして、同社の株価が近く24ドル台にまで回復する可能性は殆ど見込めない。

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