サウジアラビアは援助と引き換えに好意的な報道を要求した

Onebox News·

Will Oliver / EPA

ガーディアンの最新の報告はサウジアラビアが世界における同国のイメージの向上を現金で購入していたことを確かに示している

ガーディアンが手に入れた国連の内部文書によるとサウジアラビアはイエメンで活動する援助機関、国際連合人道問題調整事務所(OCHA)に対して9億3200万ドルの活動資金を提供し、見返りに同国の国際的なイメージを向上させるための好意的な報道などを要求していた。OCHAは被災地や紛争地における支援活動の円滑化の為に活動している国連の援助機関の一つである。

文書によると国連は両国から要求を呑むよう、圧力をかけられたるがOCHAなどがこれに抵抗した。

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何を求めたのか:

  • ニューヨークタイムズ(米国)やガーディアン(英国)などの有力紙にサウジのイエメンにおける人道的な貢献を記事にさせるための働きかけ。
  • イエメンに関する写真・ビデオ資料の中でサウジとUAEが支援する活動を文書化すること。サウジはこれを国際連合開発計画、世界保健機構、OCHA、ユニセフ、5つの異なる国際援助機関での宣伝に利用する。
  • サウジアラビアの支援を受ける全ての機関に対して援助に関する広報内容の共有。

より多くのこと:サウジアラビアは2018年のイエメンでの国連の人道支援予算の3分の1相当をアラブ首長国連邦(UAE)と共に拠出している。

なぜ重要なのか:3年に及ぶサウジのイエメン内戦介入は1万人を超える一般市民の死者と数百万人単位での飢餓者を生み出した。サウジはこの問題の当事者です。

しかし、けれど:はい、多くの寄付者(援助者)は寄付に伴いこれを公表・宣伝するよう求めています。しかし、サウジのようなレベルの要求は非常に珍しいものです。

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