大統領選に焦点を当てたロシアのFacebook広告

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Scott Olson / Getty Images

連邦下院の情報問題常設特別調査委員会はロシア政府の支援を受けるロシアのトロール工場インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)がフェイスブックや傘下のインスタグラムに出稿した3517件の広告を公開した。

これらの広告はフェイスブック側が議会に提出したものでIRAが開設していた470個のフェイスブックページを通じて2015年4月から17年5月までに出稿されていた。USAトゥデイはこれらの広告を分析した結果いくつかの興味深い事実が見つかったと述べた

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数字で読み解く:

  • 3517件のうち半数以上の1950件が大統領選に対して明示的な言及を行なっていた。
  • 広告の少なくとも25%が人種的な意味合いを持つ犯罪や警察の暴力などの問題を特に黒人のユーザーに向けて発信していた。
  • 2015年から16年の夏にかけて毎月平均46件の人種間の分裂を促す広告が購入され、選挙日が近づくにつれ大幅に増加した。
  • 大統領選直前の2016年9月から11月にかけて大統領選関連の広告は400件に増加し、興味深いことに選挙後の2017年5月から11月にかけて900件の大統領選関連の広告が掲載された。

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広告出稿の変化:IRAは当初広告ターゲットの絞り込みを米国在住など比較的大きな枠組みで出稿していたが、選挙に近づくにつれより細かな絞り込みを行うようになり始め、特定の地域に住む人や特定の職種(炭鉱労働者など)あるいは特定の企業に務める社員など非常に細かに絞り込みを行い広告を出稿していた。そして、この手法に変わるにつれ訴求力は大幅に拡大し始めた。

そしてこれから:IRAは3517件の広告の他にこれらのアカウントやページを通じて8万件の投稿を行なっていた。調査委員会はこれらの投稿についても今後公開する予定である。

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