証人買収でトランプ陣営元選対本部長の保釈取り消し収監へ

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Jacquelyn Martin / AP Photo

ワシントン連邦地裁はロシア疑惑を捜査するミュラー特別検察官によって資金洗浄や詐欺、脱税、陰謀など20件以上の罪で起訴され1000万ドルの保釈金を支払い仮保釈の身にあったトランプ陣営のポール・マナフォート元選対本部長の仮保釈を取り消し、刑務所への収監を命じた。

マナフォートは自宅拘禁中に長年の仲間でロシアの諜報機関と繋がっていたと見られるウクライナに拠点を置くロシア人の政治コンサルタント、コンスタンティン・キリムニクと共謀し前述の起訴に関連して9月に証言台に立つ可能性のあった人物2名に対して電話と暗号化されたテキストメッセージを通じて接触し事実と異なる証言を行うよう証人の買収を試みたことから新たに前述の仲間と共に司法妨害や司法妨害に関連した共謀罪などで追起訴されていた

ロシア疑惑捜査に関連してトランプ陣営幹部と関係者4名が起訴され、既にマナフォートを除く全員が有罪を認め捜査への協力などの司法取引を行なっているが、マナフォートは共に起訴された長年のビジネスパートナーで陣営幹部のリック・ゲイツが罪を認めた現在も無罪を主張している。

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よりスマートに:マナフォートはまだ有罪ではなく、懲役刑を言い渡された訳でもありません。しかし、保釈後に裁判に影響を与えようと試みたことが重大な問題であり、彼は裁判をまつまでの間、住み慣れた自宅ではなく刑務所で過ごすこととなります。

その2人の正体:マナフォートが買収を試みたのはマナフォートと共に欧州の元指導者によって構成されるロビー団体ハプスブルク・グループに参加し欧州に拠点を置く元ジャーナリストのアラン・フリードマンとエッカート・ サガーの二人。ハプスブルク・グループはロシアのプーチン大統領と近いウクライナのヤヌコビッチ前大統領を代表して欧州並びに米国内でのロビー活動を行なっていたが、今年2月にフリードマンに連絡をメッセージを送ったマナフォートは同グループが欧州でのみ活動していたと証言するよう求めたがフリードマン応答しなかった。フリードマンから応答がなかったことから今度はキリムニクがもう一人のサガーに対して同様のメッセージを送りつけた。フリードマンがこれをミュラー特別検察官に通報したことで判明した。

グループの人々:このグループには元イタリア首相のロマーノ・プローディ、元オーストリア連邦首相のアルフレート・グーゼンバウアー、スペインの元政治家でNOTOの元事務総長だったハビエル・ソラナ、ベルギーの憲法裁判所裁判官ジーン=ポール・モアマン、ドイツの元政治家でシュレーダー内閣で連邦首相府長官を務めていたボド・ホンバッハなどが参加している

トランプの側は:トランプ大統領は彼が解任したコミー前FBI長官とヒラリー・クリントンを引き合いに出し、マナフォートへのこの決定が「非常に不公平」だと述べた。また、トランプの法律顧問ルディ・ジュリアーニはマナフォートの保釈取り消しと収監の数時間後にロシア捜査が終了し特別検察官が最終的な結論を出した後にいくつかの大統領恩赦を出すかもしれないと述べた

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