ニューヨーク・タイムズはデジタルの成長で利益を拡大する

Onebox News·

via Benson Industries

デジタルにおける成長は同社に更に多くの利益をもたらしています。ニューヨーク・タイムズの2018年第2四半期は前四半期に減収を続ける広告を購読収入で補い引き続き収益、利益を共に拡大させた。

一方で前四半期時のアナウンス通りトランプ需要の落ち着きによりデジタル、プリントの両広告の落ち込みが見られ、新規購読数の増加数も落ち着いた。昨年第1四半期に同社は31万6000人のデジタル定期購読者を獲得したが今期には6万8000人と前年同期比以前よりも多いものの増加幅は縮小した。

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主要な数字:

  • 売上高:4億1456万ドル(前年比1.8%増)
  • 純利益:2359万ドル(前年比51.7%増)
  • EPS:0.17ドル(前年比55.6%増)

重要な数字:

  • 広告(全体):1億1920万ドル(前年比9.9%減)
  • デジタル広告:5103万ドル(前年比7.5減)
  • プリント広告:6817万ドル(前年比11.5%減)
  • デジタルのみ定期購読:9874万ドル(前年比19.6%増)
  • デジタルのみ定期購読者:289万人(前年比24%増)

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注目すべき点:同社の収益の3分の2は購読収入で占められているが、今期の新規購読数の内40%近くがクロスワード、料理コンテンツからもたらされた。昨年の四半期では10%、3年前の2017年の四半期では8%だけを占めていたニュース外のコンテンツの拡大を特に注目すべきでしょう。両コンテンツはニュースよりも購読料金が比較的安価なもののコンテンツ制作のコストも低いため同社の重要な収入源の一つです。

今後の見通し:今期における広告の減収は前四半期においてアナウンス済みですあり、トンプソンCEOは第3四半期にはデジタル広告の成長は再びプラスに転ずるであろうとしていたが、今回の新たなアナウンスではより具体的なものが示され、第3四半期にはデジタル広告の成長率は10%程度を見込んでおり広告全体の減収幅は縮小するであろうと述べた。

より詳細を見る:The New York Times Company Reports 2018 Second-Quarter Results

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