ニューヨーク・タイムズはデジタルで着実に成功を収めている

Onebox News·

Ramin Talaie

ニューヨーク・タイムズはメディアがデジタル時代に苦戦する中で着実に成功を積み上げている。同社の第1四半期はプリント広告など紙に依存する収益の減収をデジタル収入が相殺し前年比で3.8%の売上成長を記録した。サブスクリプション収入は2億6000万ドルで前年比7.5%増加し売上高全体の3分の2を占め、デジタル広告収入は広告全体の37%を占めた。

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主要な数字:

  • 売上高:4億1400万ドル(前年比3.8%増)
  • 純利益:2191万ドル(前年比67.1%増)
  • EPS:0.13ドル(前年比62.5%増)

重要な数字:

  • 広告(全体):1億2564万ドル(前年比3.4%減)
  • デジタル広告:4670万ドル(前年比6%減)
  • プリント広告:7894万ドル(前年比1.8%減)
  • デジタルのみ定期購読:9541万ドル(前年比25.8%増)
  • デジタルのみ定期購読者:278万人(前年比25.5%増)

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注目すべき点:デジタル広告の収入は2016年第2四半期以来、初めて減収に転じた。同社は昨年第1半期にデジタル広告の収入が前年比で19%と大幅に述べたことを挙げ、トランプバブルにより昨年は予想外の伸びを記録したことが今回の前年比での減収に繋がったと述べている。また、プリント広告は以前減収を続けているがその幅は縮小しておりトムソンCEOはプリント広告にとって過去数年間で最も力強かった四半期だとしている。

今後の見通し:トムソンCEOは昨年のトランプバブルの恩恵を大きく受けたことから第2四半期もデジタル広告の収入は減収になるとの見通しとを示した上で、第3四半期には再びプラス成長に戻るであろうと述べた。

心配ではない:しかし、ニューヨークタイムズは多くのメディアがデジタル時代に苦戦するなかで非常にうまくやっています。同社は第1四半期に13万9000人の新規購読者を追加し、デジタルの収入は減収するプリントの収入を相殺しており売上高は今も純増を遂げている。ニューヨークタイムズは少なくとも現時点でデジタル時代に最も成功しているオールド・メディアであることは疑いようがありません。

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