MRJは次の納期は必ず守ると言っている

既に5度の納期延期が行われています

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MRJは次の納期は必ず守ると言っている
MRJ

多くの人々にとってその言葉は「一生のお願い」ほどの価値しか持たないだろう。三菱重工業子会社の三菱航空機は開発中の半世紀ぶりの国産ジェット旅客機・三菱リージョナルジェット(MRJ)を2020年半ばまでに納入することを強調した。これはパリ航空ショーに先立ち同社の幹部によるものだ。

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重要な事実:MRJの当初の納入予定は2013年後半であったが同社はこれまでに5度にわたる納入延期を行なっており、気付けば次の約束の期限まで7年以上も納期が伸びていることになる。彼らのその約束の言葉を強く信じる人はそう多くはない。最初の顧客で、最も最初に納入を予定されていたANAはこの状況から代替機としてボーイング社のB737ー800をリースするなどして対応している。

警告:MRJは現在までに447機を受注しているとされるが、その内180機はキャンセルが可能なオプション契約が交わされている。現時点でキャンセルは起きていないが、また遅延があればこの権利が行使される可能性も十分ある。特にオプション契約機の大半を占めるアメリカのローカル線航空会社の数社は既に他社への変更の動きを見せている。2021年頃には競合機などが登場する予定で、これ以上の納期延期は経営そのものを脅かす可能性がある。

間に合う可能性:この2020年半ばまでの納入もかなり余裕のないスケジュールだ。2019年末までに型式証明を取得しなければならず、設計変更により飛行試験そのものも一からやり直す必要がある。このスケジュールを完遂するためには全てが上手くいく必要がある。

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