トランプ元弁護士がモスクワ・トランプタワーでの偽証を認める

Onebox News·

Julie Jacobson / AP

トランプ大統領の元個人顧問弁護士、マイケル・コーエンが2017年にロシア疑惑に端を発する上院情報委員会での議会証言でモスクワでのトランプタワー建設に関する活動期間とその内容について3つの虚偽の証言を行なったことを認め、自身の有罪を認めたとミュラー特別検察官は発表した

コーエンはトランプ大統領とされる「個人1」への忠誠心と彼の過去の発言との整合性を持たせるために議会に対して虚偽の証言を行なったとしている。

···

嘘:

  • #1:トランプタワーのモスクワ・プロジェクトは2016年1月(大統領選期間中)には終了し、トランプ大統領にはプロジェクトに関して殆ど連絡を取っていなかった。
  • #2:モスクワ・プロジェクトに関連してロシアに渡航したことはなく、トランプ大統領にもプロジェクトのためにロシアへ行く事を頼んでいない。
  • #3:モスクワ・プロジェクトに関してロシア政府から反応(対応)や連絡などがあったかなどについては記憶にない。

真実:

  • #1:プロジェクトは少なくとも2016年6月(大統領選期間中)時点まで存在していた。ロシア政府は同月にプロジェクトの承認について議論し、コーエンは進行状況を少なくとも3回以上、トランプとその家族に対して報告しており、大統領とは広範囲に渡るやりとりを行なっていた。
  • #2:コーエンはロシア・モスクワへ行くことに同意し、トランプ大統領と陣営の上級参与にはトランプのモスクワ行きを検討するよう依頼した。
  • #3:コーエンはロシア人当局者と連絡を取り、ロシア政府の報道長官から直接メールを受け取り、彼の部下と電話でやりとりを行なった。

···

なぜ重要なのか:コーエンはトランプの個人顧問弁護士として彼の個人的な事(愛人関係など)やビジネス、家族、政治など広範の出来事を知る立場にあった唯一の人物です。そして、特別検察官は彼を入り口にトランプの事をより深く知ろうとしている。ABCニュースによるとコーエンはトータルで数十時間に上る特別検察官からの聴取を受けている。

もう一つの物語:バズフィード・ニュースはコーエンがプーチン政権の大統領報道官ドミトリー・ペスコフに対してモスクワでトランプタワーが完成した暁には最上階のペントハウス、5000万ドル相当を提供するとの提案を行なっていたと伝えた。また、提案には他にプーチンと密接な関係にあるオリガルヒ(政商)らに対し合計2億5000万ドル相当のモスクワ・トランプタワー内の物件を提供する事なども含まれていた。下院民主党は来年1月から多数党となる下院情報特別委員会でこれを捜査すると発表した

トランプは言う:大統領は自身は就任前のビジネスには関わっていないが、大統領自身がプロジェクトの中止を決めたと主張した。また、その上で選挙に勝利するかは不確実なものであり、自身にはビジネスを続ける権利があると続けた

フラッシュバック:マイケル・コーエンの有罪がトランプの潜在的な罪を提起する

NOW WATCH:控訴裁はトランプ政権の入国禁止令の主張を退ける