メルケル首相の3党連立交渉が失敗に終わる

Onebox News·

dpa / Jens Büttner

ドイツのメルケル首相率いる中道右派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は9月の総選挙で最多タイとなる首相4選を決めたが、選挙自体は得票率が1949年以来最低を記録し議席も過半数を割った。連立から抜けた中道左派の社会民主党(SPD)に代わる連立相手を探してきたが、今日、連立交渉を行っていた企業寄りの中道右派・自由民主党(FDP)は中道左派の環境主義政党・緑の党を含む連立交渉を打ち切ったと発表した。

···

なぜ重要なのか:メルケルは人気のある指導者ではあるが、それはかつてほどではない。与党CDU・CSUが得票率を低下させ議席が過半数を割ったという現状と連立を組んでいた第2党のSPDに代わる存在を探すのは困難を極めており、政情の膠着状態が長期化する可能性がある。

いくつかの選択肢:FDPが抜けたいま、メルケルにとって有力な選択肢は緑の党と連立し少数与党の樹立を目指すか、あるいは再選挙を行うかだ。少数与党は政権運営をより難しいものにする。だが、再選挙はどのような結果となるかが全く分からず非常にリスクの高い選択肢でもある。

NOW WATCH:特別検察官が大統領補佐官に対して事情聴取を行った