ジェームズ・コミーの最初の証言

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AP / Alex Brandon

ジェームズ・コミーは先月の突然のFBI長官解任後、初めて上院情報委員会の証言台に現れた。以下が今回の最初の証言で語られたことです。

コミーが話した事:

  • 「私は自身の解雇をテレビを通じて知り、その説明(解雇理由)は私を懸念させた。」
  • トランプ大統領はコミーがFBIでリーダーシップを発揮できず、組織が混乱に陥ったという大統領の発言は「私だけでなくFBIの評判を貶めた。」単純で明白な「嘘」である、と答えた。
  • 1月の最初の会談後、トランプが会話を偽る危険性を認識し、以後、彼とのやりとりをメモに残すようにした。コミーはこのメモが「自分やFBIを守るために必要になるかもしれない。」と考えた。
  • これまで長官、副長官として接してきたジョージ・W・ブッシュやバラク・オバマの時には会話を記録する必要を感じなかった。大統領はこれまでに面談3回、電話6回のやりとりがあり、オバマ大統領が4年間で2回あったのみだったことを考えると非常に接触が多かった。
  • ロシアが大統領選を妨害し、民主党全国委員会を攻撃し情報を漏洩させたのは間違いない。
  • 大統領がロシア疑惑捜査をやめさせようとしたことはあるかについては「私が知る限りない。」
  • 大統領はブリーフィングの後、部屋に残るように告げた。「これから何かが起きようとしており、集中し注意する必要があると分かった。」この大統領の発言に危機感を持ったセッションズ司法長官とクシュナー上級顧問は他の人々が退出する中、部屋をうろつき出ないそぶりを見せたが大統領から直接退出を促され、遂には二人きりとなりその中でフリン前大統領補佐官への捜査中止要請を受けた。(だが、共和党はこれは限りになく不適切であるが黒ではない。要請であり、命令ではなかったという事実を得た。)コミーはこの発言を圧力と受け取った。
  • これが捜査中止の「命令・指示」であったかについては「答える立場にない。」とし、これは問題を調査しているミュラー特別検察官が判断する事だとした。
  • セッションズ司法長官がロシア疑惑捜査を放棄した理由について議論をすることはなかった。
  • トランプが会話の録音テープがあると発言したことについて「私はテープがあることを願っている。」と発言し、テープは公開されるべきだと続けた。
  • また、テープの存在をほのめかす大統領のツイートの後、録音が存在するのでればその記録の裏付けになるはずだと思い、友人のコロンビア大学ダニエル・リッチマン教授に頼み自分の記録をメディアに提供した。
  • FBIの元同僚たちへのメッセージ:「私は皆さんに別れの言葉を伝える機会がなかった事を謝りたい。」

タイムライン:

  • 1月06日:政権発足前、NYのトランプタワーでの当局のブリーフィング後、初の会談が行われた。ロシア疑惑の調査について話をし、トランプが捜査対象でないことを伝えた。この会談で危機感を持ったコミーは以後、トランプとのやりとりをメモに残すようになる。
  • 1月26日:ホワイトハウスでの夕食に招かれ、参加。当初は複数名による食事だと思っていたら、実際にはトランプ大統領とコミーの二人のみだった。大統領はコミーにFBI長官を続けたいか、続けてこのポストを望む人間は大勢いるという発言をしたのち「私には忠誠が必要だ。忠誠を必要としている。」と大統領に対する個人的な忠誠を要求してきた。コミーはこれをポストを続けたければ、主従関係を結べという意味だと理解したが、個人的な忠誠を拒否した。
  • 2月14日:大統領室でのブリーフィング後、トランプはコミーに残るように伝えた。この発言に危機感を持ったセッションズ司法長官とクシュナー上級顧問は他のものが帰ろうとする中、部屋をうろつき出ないでいたが大統領に促され退室させられた。その後、大統領と二人きりになったコミーは「彼はいいやつだ。捜査を見送って欲しい。」フリン前大統領補佐官の調査の中止要請を受ける。コミーはいいやつだ、ということには同意したが捜査を見送ると明言はしなかった。この際にコミー・メモが残されたとみられる。
  • 3月30日・4月11日:大統領から直接電話を受ける。大統領がツイッターで電話の録音があるとチラつかせたのかこのいずれかとみられる。
  • 5月09日:事前通告なしに突如解任を発表。ロサンゼルスで職員向けの演説を行なっていたコミー長官は後ろに映されていたテレビで初めて自身の解任を知った。

コミーによる最初の証言は以下のビデオから確認できます:

NOW WATCH:殆どの国がトランプよりもメルケルを信頼している

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