共和党コリンズ下院議員はインサイダーで起訴も再選を目指す

Onebox News·

AFP

中間選挙を前にニューヨーク州選出の共和党クリス・コリンズ下院議員は自らが大株主を務めるオーストラリアのバイオテクノロジー企業、イネイト・イミュノセラピューティクスに関するインサイダー取引に関与したとして息子キャメロンとその婚約者の父スティーブン・ザースキーらと共に逮捕された。

既に保釈金を支払い保釈されたコリンズは今後も中間選挙での再選を目指し選挙運動を継続すると明言。共和党下院指導者ポール・ライアン下院議長は問題が解決するまでコリンズを彼が所属する下院エネルギー商業委員会に出席させないと述べた。

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どのようにして:

  • 2017年6月22日:イネイトの16.8%を所有する大株主で取締役も務めるコリンズ下院議員は同社のCEOから他の取締役らと共にメールで開発していた医薬品の臨床試験が失敗したとの報告を受け、直ぐに息子キャメロンに連絡し公表前の事実を伝えた。息子はこれを婚約者の父で株主のザースキーに教えた。(キャメロンは株主だが取締役ではない)
  • 2017年6月23日:コリンズは朝に再び息子に連絡しイネイトの株式を売却するようにアドバイスした。息子は婚約者の父ザースキーの妻に加え元恋人や少数の同僚や知り合いにも情報を流した。
  • 同6月23日〜25日:コリンズ自身は株式を手放さなかったが息子やその婚約者の両親らを含む情報を得た人物らは試験失敗の公表前の23日から26日の間に保有株を売却し総額76万8000ドルの損失を免れた。コリンズの息子は130万株を売却している。

彼はなぜ売らなかったのか:コリンズからの情報を得た人物らが損失を免れるために株式を売却する中、彼自身が株式を売却していなかったことについて検察は彼が情報を得た時点で既にイネイネを巡る議会の倫理委員会の調査を受けていたため株取引そのものが不可能な状況にあったと指摘した。

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