マナフォート元選対本部長の公判初日のハイライト

Onebox News·

Onebox News

2016年のアメリカ大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めた政治コンサルタント、ロビイストのポール・マナフォートの初公判が行われ脱税や銀行詐欺、虚偽供述など18の罪状が問われ同氏は従来と同様に自身の完全な無罪を主張した。

また、その上で共に起訴された長年の同僚であり同じ陣営の幹部で現在は有罪を認めミュラー特別検察官の協力者となっているリック・ゲイツがマナフォートを裏切り会社の金を着服した上で服役を逃れるために虚偽の供述を行なっておりいずれの罪状も責任はゲイツにあると主張した。

···

マナフォートは:ウクライナで政治コンサルタントとして6000万ドル超の所得を得ていたが、脱税目的で海外の金融機関30行の口座を使い、3000万ドルもの資産を隠そうとした検察側は述べている。マナフォートはウクライナの親ロシア派の大統領ヤヌコビッチの政治顧問を務めていた。

なぜ重要なのか:2016年大統領選におけるトランプ陣営とロシアとの潜在的な関係を巡るミュラー特別検察官の捜査に端を発する最初の裁判です。ミュラーの最大の焦点は彼の金融犯罪ではなく彼が持っている可能性のある「ロシア」と「結託」の二つの鍵に関する証言です。

そしてこれから:検察側は500件以上の証拠を裁判所に提出しており、今後最大35人の証人を召喚する予定。マナフォートは9月にも無登録ロビイスト活動や証人買収などの罪で新たな公判を予定している。また、検察はトランプ陣営やトランプ政権内での地位と引き換えに1600万ドルの融資を斡旋した銀行幹部に関する証拠についても提出する予定。裁判は3週間に渡り行われる予定で、全ての罪状で有罪が認められた場合69歳の彼は最大30年の刑務所暮らしに直面する可能性がある。

確認すべきこと:はい、これらの起訴内容は現時点ではいずれもロシアに直接的に関連していない。

トランプの反応:自身のツイッターで「(ロシアとの)共謀は犯罪ではないが今はそんなことどうでもいい。共謀なんてなかったのだから(不正まみれのヒラリーと民主党員らは別だが)!」と述べた。前述の共謀が罪ではないという主張は最近、フォックス・ニュースに出演した大統領の法律顧問であるルディ・ジュリアーニが発言した「(ロシアとの)共謀は犯罪ではない」 を受けてのものだと考えられる。

NOW WATCH:ジンバブエで解任された前副大統領が暫定的な大統領に就任へ