75歳の市長への襲撃にギリシャのナショナリストは歓喜する

Onebox News·

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第1次世界大戦の戦中・戦後にトルコの黒海沿岸で虐殺されたギリシャ系住民を追悼する式典に出席したギリシャ第二の都市のテッサロニキを率いる75歳のヤニス・ブタリス市長は式典に押し寄せた極右集団から襲撃を受けた。

極右団体のメンバーと見られる集団は式典でブタリス市長にヤジを飛ばしたのちに瓶など含む物を投げつけ、殴る蹴るの暴行を加え一部はボトルで市長を殴打した。車に逃れた市長を追いかけ群衆は車に対して何度も攻撃を加え後部の窓ガラスを叩き割るなどした。市長は一時入院したが現在は退院している。

警察は暴行に関連して36歳(2人)、20歳、17歳の計4人の男性を逮捕した。(内1人は18歳未満であることから裁判所に出廷することを条件に保釈、家族に引き渡された。)彼らは自らをギリシャの愛国者と呼んでいる。

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なぜ起きた:トルコとギリシャとの友好関係を維持すべきだとしているブタリス市長は2010年に24年間続いた保守派の市長による時代の後に左派の市長として誕生して以降、現在までに極右団体や集団から批難の的となっていた。そして、彼らは今回暴力という形でその考えを主張した。

数字で見る:ギリシャで憎悪犯罪は大幅に増加しており昨年だけで184件の憎悪犯罪が確認されている。これは前年の84件の倍以上です。

歓喜と怒り:

  • ギリシャ議会第3党の極右ネオナチ政党「黄金の夜明け」のニコラオス・ミハロリアコス党首の娘で父と同じく政治活動家のオウラニア・ミハロリアコスは今回の反ユダヤ主義者の市長への暴力は敬意に値すると賞賛した。
  • ギリシャ政府は今回の攻撃が極右の暴漢によるものだとして非難した。
  • 与党の左派・急進左派連合はこれを非難し、最大野党の中道右派・新民主主義党も今回の市長への暴力を非難した。
  • 警察はこの集団暴行に加わった人物の捜索を進めており、更なる逮捕者が出ることが予測されている。

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