共和党の政策は新たに1兆ドル以上の財政赤字を追加する

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Evan Vucci / AP

アメリカ議会予算局が発表した最新の報告書によると2020年には連邦政府の財政赤字が1兆ドルを超えるとの見方を示した。この予測は従来よりも2年以上早まったもので、政権側が議会教書で主張していた2021年以降に財政赤字が縮小するとの考えを真っ向から否定している。

議会予算局は共和党による税制改革や1兆ドルを越す財政支出が短期的な経済成長を後押ししGDP成長率の見通しを2018年に3%(従来比0.8%+)、2019年に2.9%(従来比1.2%+)と上方修正した一方で税制改革に伴う歳入減と今後2年間で軍事費の増大を目的に行なった3000億ドルの歳出上限引き上げにより財政赤字が2018年に8040億ドル(従来比43%増)、2019年には9810億ドル(従来比42%増)となる見込みで2017年の6650億ドルからいずれも拡大する見込みで、2020年には1兆ドルを超えるとの見方を示した。

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連邦債務の拡大:また赤字拡大に伴い連邦債務は2017年の142兆ドルから2028年には271兆ドルに達する見込みで、今年以降は毎年最低1兆以上ドルの債務が拡大するとみられる。

なぜ重要なのか:トランプ政権側が示した予算教書では2021年以降に財政が改善へ向かい2028年に財政赤字が3630億ドルにまで縮小するとの見方を示していたが、議会予算は実際には新たに1兆ドル以上の財政赤字を追加し財政赤字は2028年に1兆5260億ドルにまで拡大するとしており、これは従来の政権側の主張とは大きな隔たりがありそれは税制改革による減税が短期的な経済成長に留り改革に伴う支出に追いつかないことを示唆している。

より多くのこと:財政赤字が拡大することはこれを解消するためにより多くの国債が発行されることを意味しており、これが需要と供給のバランスを崩し金利上昇を招く可能性をはらんでいる。

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