さよなら僕たちの140文字のTwitter

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Twitterがツイートに画像を添付した際に追加されるURLや、リンクURLを140文字制限に含めないよう仕様の変更を検討しているとBloombergが信頼できる筋からの情報として報じた。

これまでも共同創設者のジャック・ドーシーがTwitterのCEOに復権した時からTwitterが文字制限をなくすのではないかとの憶測が飛び交い、彼のツイートもその可能性をより確証的なものとしました。

しかし、その後にTwitterはこれを正式に否定しこれ以降は何度も浮上しては立ち消えするということを繰り返していました。

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なぜ、Twitterは140文字なのか?

では、なぜそもそも140文字なのか。これはTwitterが始まった時代にまで遡ります。

Twitterは2006年にOdeo社で連続起業家のエヴァン・ウィリアムズとビズ・ストーン、ジャック・ドーシーを中心にスタートしました。Twitterのアイデアはドーシーが5年以上前から温めていたものでした。

当時は多くのユーザーがSMS(ショートメール)を通じて投稿していました。SMS機能の文字数制限が160字であったことから、そこからアカウント名(@Twitterの部分)の20文字を引いた字数を上限とする現在の形が生まれました。

そして、これはスマートフォンでの利用が大半をしめるようになった現在でも続いていました。

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混乱を繰り返すTwitterと決まらぬリーダー

復権したジャック・ドーシーにはやるべきことが山積み

The Drum

復権したジャック・ドーシーにはやるべきことが山積み

しかし、Twitterが140文字以上に仕様変更するのではないかと言われてきたのには彼らが立つ苦境にあります。

Facebookよりも早くにスタートしたTwitterですが長年収益化に対して長年大きな問題を抱えており、また共同創設者の3人の間で何度も泥沼の争いなどもあり徐々に組織としての勢いを失い始めます。過去には当時CEOだったジャック・ドーシーがFacebookにTwitterを売却することなども模索していました。

2013年にニューヨーク証券取引所への株式公開を果たしますが今日でも黒字化の目処は立っていません。そんな中、2015年の7月創設者の後でCEOを務めたディック・コストコが退任を表明しますがその後も後任が決まらないという混乱に陥ります。

そこで暫定的にCEOを兼任していた創業者のひとりジャック・ドーシーが正式なCEOとして復権を果たします。彼は素早く従業員のレイオフ(解雇)や上級役員の交代などを行い組織に再び息を吹き込もうとしています。

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若者はすでにTwitterに飽きている

かつてはFacebook に次ぐ存在感を持っていたTwitter も今では大きく勢いを失っています。既にInstagramやSnapchat、DubsmashやKikといったライバルが全て、Twitterのダウンロード数を超えています

数々の新興勢力の台頭によりTwitterは完全に存在感を失っています。ユーザー成長率は改善することなく落ち続けており、ついには米国の上位アプリ20位圏外となるなど厳しい状態が続いています。

Twitterは長年大きく変わることなくいたことが変わり続ける他社サービスと比べて見劣りし結果として魅力のないサービスへと落ちてしまったと言われていますが、昨年買収したPeriscopeは若者の好奇心を捉え成長しているそうです。

Twitterは再び強いリーダーを求めている。潰れてしまう前に。


注釈:この記事は2016年5月17日に書かれたものです。

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