気候変動は今世紀中に米国で年間5000億ドルの経済損失をもたらす

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Marcus Yam / Los Angeles Times

感謝祭翌日、ブラックフライデーの影でホワイトハウスは最新の気候変動とその影響をまとめた報告書を公表した。報告書によると気候変動に対して何ら対策が講じられなかった場合、気候変動に起因する事象は2090年までにアメリカに毎年5000億ドル近く(米国経済の10%に相当)の経済損失を与える存在になるであろうとした。

また、報告書はアメリカが1900年初頭からの100年間で平均気温が1度上がったと述べ、今後数十年でさらに1.4度、2100年まで最大6.6度上がる可能性があるとした。世界の平均気温も大幅な二酸化炭素削減が実現しなければ2100年までに産業革命前と比べ平均5度程度上昇するだろうと続けた。

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報告書の輪郭を:13の省庁と外部の有識者の計300人余りによって執筆された1000ページを超える気候変動に関する報告書は、アメリカの農業や漁業、労働、地勢、健康に対して気候変動がもたらす影響について言及している。

トランプは言う:少しだけは読んだとしたが「私はそれを信じない。」とホワイトハウスが承認した報告書を認めないとの姿勢を示した。

もう一つの物語:今年5月に伝えたネイチャー誌に掲載されたスタンフォード大学の気候変動に関する報告書は過去50年において気候変動が進むにつれ大部分の国々で経済生産性が低下しているとの相関性を見出した。前述の報告書は気候変動の抑制がこれを抑制しなかった場合に被る数兆ドルのコストを削減するだけでなく、パリ協定を達成できた場合には逆に30超ドルの経済的恩恵を受けるとしている。

なぜ重要なのか:本当に気候変動対策は経済の敵なのでしょうか?

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