ケンブリッジ・アナリティカは死んでいない

Onebox News·

via The Intercept

フェイスブックから最大8700万人もの個人情報を不正に入手していたとされるイギリスの政治コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカはその風評被害から5月初めに破産申請したとされているが同社はまだ死んでいない。そして、そこにはトランプの強力な支持者であり支援者であるヘッジファンドの帝王ロバート・マーサーと共に行動する二人の娘たちが関連している。

ケンブリッジ・アナリティカは2016年大統領選ではトランプ陣営に雇われ、それ以前にはイギリスのEU離脱で離脱支持派に雇われていたことでも知られており、またマーサー家は同社の主要な資金提供者でもある。

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より詳細な物語:倒産したケンブリッジ・アナリティカは同社の経営陣が設立したエメルデータ(Emerdate)と呼ばれる新会社に参加している。エメルデータは2017年8月に登記され、2018年2月にケンブリッジ・アナリティカ最大の支援者マーサー家の姉妹レベッカ・マーサーとジェニファー・マーサーが同社の取締役に就任した。また、他にはケンブリッジ・アナリティカのCEOアレクサンダー・ニックスと親会社のSCLグループの会長ジュリアン・ウィートランドも取締役に就任している。アナリティカの最高データ責任者のアレクサンダー・テイラーがエメルデータの子会社ファイアクレスト・テクノロジーズの取締役に就任していることも分かっているが、エメルデータがどのような事業を行なっているのかは分かっていないがエメルデータ、ファイアクレストは共にロンドン市内の会計事務所に住所を置いている。

より興味深い事:エメルデータの取締役会にはもう一人興味深い人物がいます。それはフロンティア・サービス・グループの副会長であるジョンソン・コです。フロンティアは民間軍事会社ブラックウォーターの創業者で強力なトランプ資金提供者の一人エリック・プリンスが会長を務める企業です。プリンスは現在トランプ・ジュニアにトランプが大統領選で勝利するためにサウジアラビアのムハンマド皇太子とUAEのアブダビ皇太子が強力を申し出た問題の会議をセッティングした人物であり、彼の姉ベッツィ・デヴォス(アムウェイ創業者リッチ・デヴォスの相続人ディック・デヴォスの妻)はトランプ政権で教育長官を務めています。

マーサー家とは:ヘッジファンドのルネッサンス・テクノロジーズの創業者であるロバート・マーサーは二人の娘と共にイギリスのEU離脱派やトランプ陣営、ケンブリッジ・アナリティカに悪名高い右翼ニュースサイトであるブライトバートの主要な資金提供者・支援者です。また、ブライトバートの会長であったトランプ政権元首席戦略官のスティーブ・バノンはケンブリッジ・アナリティカの取締役でもあった。

より多くのこと:一方でケンブリッジ・アナリティカのCEOだったアレクサンダー・ニックスもまた新たなスキャンダルの中にある。アナリティカの投資家はニックスが事件発覚してから同社が倒産する直前に会社から800万ドルを不正に引き出したとしてニックスに対して資金を返還するよう求めている

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