Baidu(バイドゥ)がシリコンバレーで拡大中

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Greg Baker / AFP / Getty Images

中国最大の検索エンジンであるBaidu(バイドゥ)がシリコンバレーでの研究を加速させている。このほどBaiduのアメリカ法人であるBaiduUSAが今最もホットな自動運転(自律走行)と人工知能技術(AI)で世界最先端を目指すべく、シリコンバレーのオフィスを現在の約二倍にまで広げることを明らかにした。(特に研究の中心は新しいサニーベールのオフィスだ。)

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同社によると現在200人あまりが働くバイドゥのシリコンバレー・サニーベールのオフィスから(1.5キロほど離れた)近くに新たに150人程度の人員が働けるだけのスペースを確保するという。また、元マイクロソフト幹部(アジア研究開発事業のトップ)で現在バイドゥのプレジデントを務めるヤ・チェンジェンがBaiduUSAの会長に就任する。

バイドゥは現在、激化しているテンセント(騰訊)やアリババといったライバルとの競争に勝ち抜くために「人工知能(AI)」に焦点を絞っている。今後も研究を進めていくために積極的にシリコンバレーの研究所に投資をしていくという。

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だが、全てが順調とは残念ながら言えないようだ。最近、バイドゥUSAのAI研究の主要メンバーでありチーフ・サイエンティストのアンドリュー・ウがバイドゥを去ることが今週明らかになっている。アンドリュー・ウはグーグルのグーグル・ブレインAI研究グループの創設に貢献した人物で、2014年にグーグルからバイドゥにスカウトされ移籍してきた。ウは来月4月末でバイドゥを去るという。

バイドゥは今後、このシリコンバレーで生み出されたAI技術を中国本国で活用することを目指している。

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