年老いた兵隊アリは若いアリよりも危険な役割を引き受ける

Onebox News·

Wikipedia

京都大学が発表した研究報告によると若い兵隊アリが巣の中心部で王や女王を守る近衛兵などの比較的死亡リスクの低い役割を担っているのに対して高齢の兵隊アリは死亡リスクの高い前線で外敵と戦う役割を担っていたという。

研究グループは高齢の兵隊アリと若い兵隊アリの間に防衛能力の差がなかったと述べた上で「仕事をこなす能力の違いではなく、余命の短い個体が高いリスクを取るという機会損失の最小化の原理によって、兵隊内での齢分業が行われていることが示されました。」と結論づけた。

···

よりスマートに:研究に用いられた約5年の寿命を持つとされるヤマトシロアリでは兵隊になってまもない新兵が死亡することで失われる機会損失を最小化するために既に寿命の近い年老いたアリが死亡リスクの高い前線での天敵との戦いを引き受け、若い新兵は比較的死亡リスクの低い王や女王近辺の近衛兵の役割を担っており兵隊内での年齢による分業が行われている。

NOW WATCH:ISISとアサドの黒い繋がり、問われるロシア