まだオバマケアの短期的暫定措置は死んでいない

Onebox News·

Jonathan Ernst / Reuters

共和党のアレクサンダー上院議員と民主党のマレー上院議員によって発表されたオバマケアの短期的暫定措置はトランプ大統領が支持を表明してから僅か1日足らずで共和党下院トップのライアン下院議長が反対を表明し、その後それまで支持を表明していたトランプ大統領は支持を取り消すと宣言し共和党の保守的な議員らも反対を表明しているが、まだオバマケアの短期的暫定措置は死んではいないし、そう判断するのは早すぎる。

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なぜ重要ではないのか:与党共和党のリーダーと大統領、保守派が反対をしてもこのアレクサンダー・マレー案の交渉における主導権は民主党にあるでしょう。民主党には政府予算と債務上限の引き上げという重要なカードがあり交渉が難航した場合には最終的に民主党はそのカードを切ることが出来る。この交渉はおそらく政府予算の議論がより切迫する12月に及ぶでしょう。そして、この法案の党内での支持者集めに動き始めた共和党の重鎮ジョン・マケインは重要な役割を担う可能性があります。

共和党は一枚岩でない:これまでのいくつかの混乱を垣間見てわかる通り、トランプ政権発足以降も多数派である共和党は50票による単純過半数の採決ですら主要な法案で失敗を積み重ねている。共和党に低所得層保護の観点からオバマケア改廃に反対するスーザン・コリンズのようなリベラルな人物もいればフリーダム・コーカスのようにオバマケアの完全撤廃を主張する保守強硬派や暫定措置のサポートを進めるジョン・マケインのような人物もいる。共和党は決して一枚岩ではなく、そして、共和党下院トップのマコネルのリーダーシップも不安定でありトランプの存在はそれを一層カオスにしている。

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